最後まで粘り続けるために
ただ長い距離を走るだけなら、ただ走ればいい。
でも、速く長い距離を走るのなら、走るだけでは足りません。
長距離走は、はっきりいってしんどいです。
どんなことでも、極めようとするほどツライ思いがついて回りますが。長距離も同じことです。
その上、タイムを更新しようと思うならなおのこと。
辛くて苦しい。
そんな時こそ、心の耐久性というものが問われてきます。
この記事では、そういう精神面のことについて伝えていきます。
【目次】
長距離はメンタルも問われる
メンタルを鍛えるには?
長距離はメンタルも問われる
どのスポーツでも、メンタルって大切です。
だからこれは、長距離に限った話ではありません。
ですが、数あるスポーツの中で特に、メンタルの影響が見えやすいスポーツ。
それが長距離走です。
というのもね。
長距離って、実質個人種目です。
駅伝という例外を除けば、長距離選手は基本一人で走ります。
走ってる間って、孤独なんですよ。
だって、走ってるのは自分ですからね。自分しかいない。
だからこそ、嫌でも自分と向き合わざるを得ない。つまり、走ってる時間というのは、自分に向き合う時間そのもの。
だからこそ、走ってる人そのものの精神、メンタルに左右されるスポーツなんです。
長距離は。
そこが長距離走の醍醐味でもあり。
長距離走があまり、世間で人気がない理由の一つだったりするのかなーって思いますね。
つまり、長距離走を極めようと思うなら。
筋肉、走るフォーム、肺活量などなど。身体的なことだけでなく、精神的なところも鍛える必要があるのですよ。
メンタルを鍛えるには?
鍛えるなんて、随分と大げさな言い方ですね。それに、とてつもない誤解を招きかねない表現でもあります。
そもそも、メンタル=その人物の心の在り方そのもの。
筋肉みたいに、分かりやすいものではないんですよ。心の在り方って。
当たり前のことかもしれませんが。
だから、『鍛える』だなんて言い方はどうかなーと思ったのですがね。
それでも、あえて『鍛える』という言い方を使ったのは、メンタルは分かりにくくても変わらないものではないからです。
さて、本題に入りましょう。
メンタルを鍛えるには、なぜ自分が走っているのか。
その理由を、自分なりに考えて見つけること。
そして、愚直に毎日コツコツ努力を積み上げることです。
・・・・拍子抜けしましたか?
でも、結局のところ、コレが一番大切なことなんですよ。
長距離走はしんどいスポーツです。
走るほどに、疲労が溜まって、息が苦しくなって、体がどんどん動かなくなる。体が疲れると共に、自分の心が誘惑というものに誘われやすくなっていく。
それでも、しっかりと走り続ける人は「走り続けられる理由がある」。
だからこそ、誘惑にだって耳を貸さずに全力で走ることができる。
そして、走り続けるその理由を実現するには、日々の積み重ねが不可欠でもあるんでしょうね。
最後まで粘れる人は、苦しくても走り続ける理由があるからこそ、粘り続けようとする。そして、日々の積み重ねがあるからこそ、最後まで粘ることができるんですよ。
それだけの話なんです。