長距離走選手へ、ヨガのススメ
なんでヨガやねん。
そう思った人、まさにその通り。
この記事を書いている私でも、こんなタイトル見たら、
「なに言ってん?意味分かんね」
と言ってスルーするかもしれません。それか、興味をそそられて見るか。
でも、最近気付いたんですよ。
ヨガって、応用できる…!ということに。
詳しくは、これから伝えていきます。
【目次】
ヨガをするメリット
おすすめヨガ動画
ヨガをするメリット
ヨガはですね、元々悟りを開くために作られたものらしいです。
ですが、私が目をつけたのは悟るのが云々の部分ではありません。
ヨガって、色々ポーズをとるんですよ。そのポーズをとることによって体をほぐしたり、筋肉の疲れをとる効果があるんです。
(あくまでこっちの効果は副産物で、メインの方は悟りの境地を開くため…みたいですけどね)
長距離走をするにあたって、
・体の柔軟性
・疲労を抜く
この二つはすごく大切です。
なんなら、長距離走に限らないことですよ。スポーツの基本といっても過言じゃありません。
これを同時に気軽にできる。
柔軟で、疲労が溜まりにくい体を作ることができる。
それがヨガのメリットです。
おすすめヨガ動画
現代は便利な時代です。
昔は、ちゃんとした教室に行かないと出来なかったのかもしれません。
ですが、今の時代はYouTubeというものがあります。
なので、実質タダでヨガできるんです。
本当に便利な時代ですね。
さて、おすすめ動画を紹介していきます。
【肩と背中の凝りに効く!】 ガチガチな上半身がみるみるほぐれる整体ヨガ☆ #460 - YouTube
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【肩と背中の凝りに効く!】 ガチガチな上半身がみるみるほぐれる整体ヨガ☆ #460
B-lifeさんの動画ですね。
下半身のストレッチをちゃんとやっても、上半身を疎かにしちゃう人って結構多いんですよ。
でも、上半身が固いのは長距離走る上であまりよくないんです。
そういう意味でも、上半身がバキバキな人におすすめします。
脚やせにも効果的! 脚のむくみや疲れをとる下半身をほぐすヨガ☆ #253 - YouTube
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脚やせにも効果的! 脚のむくみや疲れをとる下半身をほぐすヨガ☆ #253
B-lifeさんの動画です。
別に脚やせを勧めたい訳ではありません。
というのもこのヨガ、脚だけでなくお尻や腰にも効くんですよ。
『脚が痛い、脚が疲れた=脚に原因がある』って思いがちですよね?
そうじゃなくて、お尻に疲労が溜まってるから足にも影響が来るみたいなパターンって意外とあるんですよ。
なので、脚に不調を感じる時こそ、このヨガをおすすめします。
硬いカラダがみるみる柔らかくなるヨガ! 骨盤調整にも効果的☆ #316 - YouTube
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硬いカラダがみるみる柔らかくなるヨガ! 骨盤調整にも効果的☆ #316
B-lifeさんの動画ですよ。
股関節に効果があるヨガです。
股関節…こやつは、めちゃくちゃ大切なところなんですよ。だって、ここが硬かったら前に足を持っていきにくくなります。
だからこそ、大切なところです。
走ってて、一歩一歩が小さいなーなんて悩みを持っている人におすすめします。
靴の選び方
靴は大切です。
長距離走をやろうと思っているのなら、なおのこと大切です。
というのもですね。
その辺に売っている靴は、長い距離を走ることを前提に設計されていません。なので、ランニングシューズを使うよりも、体へのダメージが大きくなってしまいます。
この記事では、そんな靴のことについて伝えていきます。
【目次】
ランニングシューズとは
靴の選び方
軽い靴は本当にいい靴か
ランニングシューズとは
長距離走用の靴は、ランニングシューズ(か、マラソンシューズ)と呼ばれています。
そして、ランニングシューズにはある方程式のようなものがあります。
それが↓
ランニングシューズ=「クッション性」+「軽さ」+「柔らか」
ランニングシューズは上の三つを兼ね備えています。そのため、走っていても疲れにくいシューズとなっているのです。
まさに、ランナーにぴったりのシューズなんですよ。
靴の選び方
長距離走に限らず、自分の足に合った靴を選びましょう。
ここは絶対に守ってください。
ランニングシューズとかいう以前の、靴を買う上での最低条件です。
どんな靴を買うにしても、絶対にここは忘れてはいけません。
いや、ホントに。
自分の足にフィットする靴を選ぶコツは、試し履きをすることです。
試し履きといっても、ただ履くだけでなくちゃんと動きましょう。動いてみることで、自分の足に本当にあっているのかを見分けることができます。
あと、試し履きする時は出来るだけ、気をつけて欲しいことがありまして。
普段走る時に使っているソックスを使うことをオススメします。
ソックスの厚みが変わると、サイズ感まで変わりますからね。地味に大切なポイントです。
ともかく。試し履きの時に気をつけるポイントとしては、
・足長は、親指が1本くらい入る余裕がある
・足囲も問題ないか
・かかとがしっかり包まれているか
大きくこの三つでしょう。
*足長→足の縦の長さ
*足囲→足の横の長さ
かかとがしっかり包まれてることが、なぜ大切かと言いますと。
足首周りの安定につながるからです。
そういう意味でも、ちょいと大切なポイントなので加えております。
軽い靴は本当にいい靴か
勘違いされがちですが、必ずしも軽いからいい靴ではありません。
というのもですね。
軽い靴というのは、どうしても安定性・クッション性というものが削られがちだからです。
だから、全ての軽い靴は悪い靴というわけではありませんよ。
要は、使い道次第なんですよ。
どれだけ、『地面に足が着く時間が多いか』が靴の使い道の目安でしょうね。
ちょっと重いかもしれないけど、クッション性や安定性がしっかりしている靴は、
・ランニング初心者の人
・長時間走る時
・そこまで早くないスピードで走る時
にオススメですし。
逆に、クッション性や安定性がちょっと削られがちだけど軽い靴は、
・中級者・上級者
・速いスピードで走る時
・短めの距離で走る時
にオススメです。
実際、走るのが速い選手も一足のみだけを使っているわけではありません。彼らは練習内容などによって、履く靴を使い分けているんですよ。
(履く靴を使い分けることにより、靴の寿命が伸びるというメリットもあったりします)
なぜ、ランニング初心者はクッション性・安定性重視なのかと言いますと。
どうしても、走りたての時は『地面に足が着く時間』が長くなりがちでして。それで、体に大きなダメージが行きやすいんですよ。
(初めの内は、綺麗なフォームで走らないのも原因としてあるでしょうけど)
だからこそ初心者のうちは、軽い靴よりも安定性・クッション性重視の靴をオススメします。
最後まで粘り続けるために
ただ長い距離を走るだけなら、ただ走ればいい。
でも、速く長い距離を走るのなら、走るだけでは足りません。
長距離走は、はっきりいってしんどいです。
どんなことでも、極めようとするほどツライ思いがついて回りますが。長距離も同じことです。
その上、タイムを更新しようと思うならなおのこと。
辛くて苦しい。
そんな時こそ、心の耐久性というものが問われてきます。
この記事では、そういう精神面のことについて伝えていきます。
【目次】
長距離はメンタルも問われる
メンタルを鍛えるには?
長距離はメンタルも問われる
どのスポーツでも、メンタルって大切です。
だからこれは、長距離に限った話ではありません。
ですが、数あるスポーツの中で特に、メンタルの影響が見えやすいスポーツ。
それが長距離走です。
というのもね。
長距離って、実質個人種目です。
駅伝という例外を除けば、長距離選手は基本一人で走ります。
走ってる間って、孤独なんですよ。
だって、走ってるのは自分ですからね。自分しかいない。
だからこそ、嫌でも自分と向き合わざるを得ない。つまり、走ってる時間というのは、自分に向き合う時間そのもの。
だからこそ、走ってる人そのものの精神、メンタルに左右されるスポーツなんです。
長距離は。
そこが長距離走の醍醐味でもあり。
長距離走があまり、世間で人気がない理由の一つだったりするのかなーって思いますね。
つまり、長距離走を極めようと思うなら。
筋肉、走るフォーム、肺活量などなど。身体的なことだけでなく、精神的なところも鍛える必要があるのですよ。
メンタルを鍛えるには?
鍛えるなんて、随分と大げさな言い方ですね。それに、とてつもない誤解を招きかねない表現でもあります。
そもそも、メンタル=その人物の心の在り方そのもの。
筋肉みたいに、分かりやすいものではないんですよ。心の在り方って。
当たり前のことかもしれませんが。
だから、『鍛える』だなんて言い方はどうかなーと思ったのですがね。
それでも、あえて『鍛える』という言い方を使ったのは、メンタルは分かりにくくても変わらないものではないからです。
さて、本題に入りましょう。
メンタルを鍛えるには、なぜ自分が走っているのか。
その理由を、自分なりに考えて見つけること。
そして、愚直に毎日コツコツ努力を積み上げることです。
・・・・拍子抜けしましたか?
でも、結局のところ、コレが一番大切なことなんですよ。
長距離走はしんどいスポーツです。
走るほどに、疲労が溜まって、息が苦しくなって、体がどんどん動かなくなる。体が疲れると共に、自分の心が誘惑というものに誘われやすくなっていく。
それでも、しっかりと走り続ける人は「走り続けられる理由がある」。
だからこそ、誘惑にだって耳を貸さずに全力で走ることができる。
そして、走り続けるその理由を実現するには、日々の積み重ねが不可欠でもあるんでしょうね。
最後まで粘れる人は、苦しくても走り続ける理由があるからこそ、粘り続けようとする。そして、日々の積み重ねがあるからこそ、最後まで粘ることができるんですよ。
それだけの話なんです。
走ってる時、花粉がツライの巻
花粉症でなおかつ、スポーツをやってる人のあるあるです。
私もそのうちの人です。
いやー、花粉辛いですよねぇ…。
しかも、
花粉の時期に風邪になる=蓄膿症への第一歩を歩む
みたいなものですから、なおのこと辛い…(症状には個人差があります)
この記事は、そんな花粉症の方におすすめです。
【目次】
実は花粉症はタイムに影響する
花粉症をマシにするために
実は花粉症はタイムに影響する
どういうことかというと、花粉症で鼻が詰まったりする人の話です。
喉に症状が出やすい人は、もしかしたら当てはまらないかもしれません。
基本的に、人は鼻で呼吸します。
意外と、鼻呼吸のメリットを知らない人も多いのではないでしょうか?
そういう訳で、ちょいとメリットをまとめました。
・口の渇きやのどの乾燥を防ぐ
・唾液の分泌が多くなるので、口の中の殺菌効果が高まる(風邪になりにくい)
・いびきの軽減・予防に
・筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少する
・デトックス効果が高まる=基礎代謝が上がり、痩せやすい体になる。
はい、一つ見逃せないメリットがあります。
スポーツするなら、本当に見逃せないものがありましたね。
筋肉にたくさんの酸素が届けられるので疲労物質の乳酸が減少する
これが、鼻詰まらせてたらタイムに影響する理由です。
どうしても風邪になりやすいとか、他にも理由はあります。けど、これが一番大きな理由です。
これは余談ですが。私の花粉症が一時的にマシになった時、3キロ走のタイムが10秒更新されました。
鼻で呼吸できるのに感動した試合でしたよ…アレは。
花粉症をマシにするために
一番手っ取り早い治療の方法は、耳鼻科行くことです。
確実に症状を一時的に治してくれます。
でもね、どうしてもお金がかかるんです。
それに花粉症は、花粉に体が過剰に反応するのが原因です。
なので、耳鼻科は症状をなくす事はできても、花粉症の原因である花粉をなくすことは出来ません。
いっそのこと花粉駆逐できないかなーとか、たまに私も思います。ですが、思いとどまりましょう。
この世全ての花粉が全滅すれば、地球上の生物は絶滅してしまいますからね。
耳鼻科に行くのが、確実に症状をなくせる方法です。
だからといって、それだけしか方法がない訳ではありません。
鼻うがい
↑
ドラックストアなんかで売ってる、鼻うがい液
これを実践すると、それだけで症状が楽になります。
ちなみに、鼻うがいは風邪予防にもなります。
鼻うがいってなんなの?って思った人に
↓
アメリカで人気ナンバー1の「鼻うがい」風邪・花粉シーズン前に!ニールメッドが「鼻うがい」サイナスリンスの習慣啓蒙|NeilMed Pharmaceuticals株式会社のプレスリリース
私が毎日使っている、おすすめの鼻うがい方法兼鼻うがい粉?です。
花粉辛いって人はぜひみてほしいですね。
他にも、花粉ブロックなんていう商品もあったりします。
私はあまり効果を感じませんでした(走ってたら汗でとれちゃうから…?)。
こういうアイテムを使うのも一つの手でしょうね。
あとは、市販の薬。
ただ私は、その辺の薬を買ったら負けだー!という意味不明なマイルールのせいで、試したことはありません。
(ぶっちゃけ、市販の薬に頼るくらいならさっさと病院行けば?と思ってしまう…。こんなこと思う人間なのが関係しているのかも笑)
他には、鼻拡張テープというものもあります。
私の場合、走る時に使いませんが、寝る時に鼻詰まりがひどい時に使ってますね。
これを走る時に貼ってみるのも、鼻呼吸がラクになれますよー。
長距離の大敵、貧血
これは、特に女性に見られがちな問題です。
(もちろん、男性の方にもある)
貧血
はい、長距離選手にとっては大敵の大敵です。
少しでも、体の中のヘモグロビン値が普段より少なくなると途端にタイムが落ちたりします。
かく言う私も現役時代に3回ほど、こやつに邪魔されました(なお、そのうち一回は処方された薬を飲むのをサボったから)。
さて、この記事ではそんな貧血について触れていきます。
【目次】
貧血とは?
貧血の症状
対策方法
貧血とは?
一言で表すなら、酸欠状態です。
というのも、体内の血液には赤血球がありまして。その赤血球の中には、ヘモグロビンと言われるものがあるのです。
そのヘモグロビンは、血液中で酸素を運ぶ重要な役割を果たしています。
貧血とは、ヘモグロビンが減ることで体内に十分な酸素が送ることが出来なくなり。
その結果として、体が酸欠になる状態です。
ヘモグロビンが減ってしまう理由は、鉄分が足りなくなってしまうからです。
そう、ヘモグロビンは鉄分から出来るんです。
ちなみに、一番初めに女性に見られやすいと言った理由はですね。
女性って、月経があるじゃないですか。そういう関係で、女性ってもともと鉄分を消費しやすい体質なんです。
ただでさえ、長距離走のトレーニングで鉄分がどんどんなくなっていきますからねえ。尚更、男性よりも貧血になりやすいということです。
長距離走って、本当に貧血になりやすいスポーツでしてね。
貧血って、他人事じゃあないんですよ。長距離やってるなら特に。
さて、先程私は、
貧血=体が常に酸素が足りてない状態
と言いました。
そして、貧血になる原因は鉄分が足りなくなってヘモグロビンが不足するからだとも。
なら、ヘモグロビンがどれだけ減れば貧血なのか。
それはですね、血液検査の結果で、
ヘモグロビン値(hb)という項目が12以下の時、貧血であると判断されます。
私が中学生の時、人生初の貧血になった時は、ヘモグロビン値が9でして。
その時、当時の顧問の先生が話したことは、
「お前、他のみんながこのグラウンドで走ってる中で、一人だけ富士山で走ってるようなもんやぞ」
恐ろしい話もあったもんですね。
言われてから5年ほど経ってる今でも、ちゃんと覚えてます。よっぽど、当時の私はショックだったんでしょう。
でも、これほど的確に貧血の恐ろしさを伝えている言葉もそうないと思います。
貧血の症状
貧血ってね、初めの方は自覚症状ほぼないんですよ。
でも、一つだけあるっちゃあります。
何故か、タイムが落ちる。
これです。逆に言えば、これだけです。
体調が悪い訳でも、メンタルの状態が悪いとかそう言う訳でもなく。
本当に全く心当たりがないのに、タイムが落ちる。
しかも、何故か練習にもついていけなくなる。
そうしていくと、心も次第に病んできます。
「なんで自分がこんな練習にもついていけないんだ?」
ってね。
長距離は本当に貧血になりやすいスポーツです。
しかもそれだけでなく、貧血による影響が出やすいスポーツでもあります。
貧血は、日常生活に異常がくるより、先に長距離の方に影響が出始めるものです。
それでも、何かがおかしいと違和感を感じながら日々を過ごしていったとしましょう。
そうすると、ジワジワと日常生活の方にも影響が出てきます。
ここで、やっとまともな自覚症状(?)が出てくるんですよ。
・目眩
・立ちくらみ
・すぐに息が切れる。
私が感じた主な症状はこんなところでしょうか。
さらに調べたところだと、
・頭痛
・胸が痛い
などもあるみたいですね。
この辺で、やっと自分の体がおかしなことになっているとちゃんと自分で気づけるんです。
日常生活の方にまで症状が出ている時、長距離のタイムはかなり悲惨なことになってしまっています。
私の時は、体を動かすアップでさえ息が切れ、て1キロ五分のペースでさえ3キロも走れませんでした。
一応、その時まで(人生初貧血は中2の梅雨くらいの時だった)の実力は試合で1.5キロを5分35秒とかで走れていたのに、ですよ?
はっきりいって異常ですよ。
それに、日常生活の方もこの頃はヤバかったですね…。
学校で、授業を終わった後に椅子から立ち上がるたびに強い立ちくらみを感じて。
保健室になんか検査(この辺はあまり覚えてない)に行こうとして、軽く意識がとびかけて。
流石にヤバいと親に頼んで病院行った時、階段登ってる時に目眩と息が切れたりとか。
年取った年配の方の方が、ずっとピンピンとしてるんじゃないのって思うくらいには苦しかったですね。
心の方も、ぐしゃぐしゃでしたし。
とりあえず少しでも違和感を覚えたら病院行きましょう。
本当にこれに限りますよ…
対策方法
栄養バランスのいい食事を心がけましょう。
貧血は、鉄分足りない→ヘモグロビンが足りなくなる。
こういった流れで起こるために、勘違いされがちなことがあります。
それは、
「じゃあ、鉄分だけいっぱい摂っとけば問題なくね? 」
鉄分を摂るのは大切なことです。
でもね。摂るだけ摂っても、体の中に吸収されていないと意味ないですよね?
鉄分って、数ある栄養素の中でもトップクラスに吸収されにくい栄養素なんですよ。
ちなみに一括りに鉄分と呼ばれますが、大きく二つに分けることができます。
・ヘム鉄→動物性食品に含まれる。非ヘム鉄より、体内の吸収率は高い。
・非ヘム鉄→植物性食品や卵、乳製品に含まれる。ヘム鉄ほど吸収率は高くない。が、良質なたんぱく質やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取すると吸収率があがると言われている。
別にヘム鉄の方のみを摂れと言いたいわけではありません。
両方を上手く取ればいいんです。
非ヘム鉄の方をとりながら、ヘム鉄が含まれる方も食べる。
というのも、ビタミンB12と葉酸は赤血球を合成する役割があるからです。
ビタミンB12は植物性食品にはほとんど含まれてなく、肉や魚介類などの動物性に多く含まれています。
葉酸は緑黄色野菜やレバー、納豆、大豆、果物類に多く含まれています。
こう書くと、色んな栄養素を摂らないといけないのか…と難しいことのように思えます。
ですが、そこまで難しいことではありません。
タンパク質を摂り、野菜とかもちゃんと摂り、乳製品も摂り、果物も食べ、そしてエネルギーの源である炭水化物を摂れ、ということです。
要はバランスよく食べましょうということですね。
そして、食事中や食後のコーヒー、紅茶、緑茶の大量摂取をしないこと。
なぜなら、鉄の吸収が低下してしまうからです。
*大量であって、全く飲むなという訳ではありませんよ。その辺は勘違いしないように。
飲むにしてもほどほどに、常識の範囲にとどめておくということです。
サプリに頼るのも一つの手です。
ですが、サプリはあくまでも足りない栄養素を補うサポート役に過ぎません。
その前提を忘れずに、必要だと思うのなら使って下さい。
どれほど対策していても、それでも、貧血というのはなる時はなってしまうものです。
だからこそ、もし、少しでもおかしいと思ったのなら病院に行きましょう。
そこは肝に銘じておいてください。
長距離選手よ、日記を書こう
なんで日記? そう思ったかもしれません。
でもね、本当に長距離のタイムを伸ばそうと思うなら日記って大切なんですよ。
そーいう訳で、この記事は陸上日記を書くことをひたすら進めていきます。
【目次】
日記を書くメリット
どのように日記を書けばいいのか
日記を書くメリット
その日の練習や、自分のコンディション、反省点などを振り返れることです。
これ、すごく大切なことなんですよ。
なんなら長距離走に限った話ではありません。本当に上達したいなにかに取り組む時、1日1日のことを振り返って日記として書く。
これをするだけでも、上達のスピードというのは相当変わります。
だってそうじゃないですか?
ただ毎日淡々とやることやって終わるより、
「今日はどこどこがよかった」
「でも、自分はここが足りていない」
「直さないといけないところを直すには、自分はどうすればいいだろう?」
って、1日のことを振り返るんです。
反省したり、ここはよかったと褒めたり、もっと上を目指すには何が必要か、考える。
ただやることをやる人間。
やることやって、ちゃんと反省して次に活かそうとする人間。
どちらが更に上達しやすいかなんて、分かりきった話だと思いませんか?
ただやることをやっているだけだったら、いつか限界がきますよ。
だからこそ、日記という機会で、今日1日を振り返ることをおすすめしたいんです。
どのように日記を書けばいいのか
1日を振り返ることが出来るなら、なんでもいいです。
・・・・というのは、あまりにざっくばらんとしすぎてますね。なので、最低限ある方がいい要素をお伝えします。
日記を通して、どこを振り返って欲しいかというとですね。
・今日一日の練習の感想
・今日一日の練習でよかったところ
・今日一日の練習で悪かったところ
・これから悪かったところを直すのには、どうするべきか?
この4つを振り返って欲しいんです。
なので、
・日付
・練習内容
・感想
・よかったところ、悪かったところ
・今日の反省を活かしてこれからどうするか?
これらの要素が入ってれば、日記やってる意味はあるでしょう。
形はなんでもいいです。
学生が使うようなノートで、
・左ページを日付と練習内容
・右に残りの要素詰め込む
とかでもいいでしょうし、
面倒くさく感じるなら、
・1ページのみを使う
・短く箇条書きでまとめる
とかでもいいです。
今日一日のことを振り返れたらいい訳ですからね。
だから、長く書けてるからいいってわけでもありません。短くても、振り返ることさえ出来てれば問題ないです。
紙に書かなくても、スマホのアプリとかに書くのも一つの手でしょうし。
言えるのは、本当に長距離で速く走ろうとするなら。
ただ、誰かの言われるままにやるのではなく、自分に足りないのはなんだろうかと考える頭を持つこと。
そして、その頭をちゃんと活用すること。
日記はその考える頭を支えるための補助に過ぎないんです。
人間が忘れやすい生き物だからこそ、忘れるがままに流されるのではなく。忘れる前に得られた情報を活用すること。
長距離走に限らず、大切なことです。
走ってる時に使う筋肉
A.全部です。
・・・・・これだけ伝えるのはあまりに味気なさすぎますね。
なので、ちゃんと解説します笑。
【目次】
走る時に使ってる筋肉って?
おすすめ筋トレ紹介
https://m.youtube.com/watch?v=0rAC3hTDa_o
↑
ランニングフォーム スローモーション分析 村山紘太選手編
スローで村上選手が走っております。
この記事を見る前に、この動画から『ランナーはどこの筋肉を使って走っているか』。
そこを注目してみて、予想してみても面白いですよー。
走る時に使ってる筋肉って?
走る時に使ってる筋肉って、どんな筋肉があると思いますか?
まずは、足の筋肉です。
ふくらはぎもそうだし、太もももそうです。
でも、走ってる時に使う筋肉は、足だけじゃあないんです。速い選手ほど、このことをよく分かってるんですよ。
ほら、他にもあるじゃないですか。
腕ですよ、腕。
腕振りしてますよね? 腕を振らずに走ってる人なんて、見たことありますか?
私はないです。
腕ってね、パッと見、あんまり走るのに関係無さそうです。でも、走る上でも凄く大切なんです。
というのも、腕と足って連動してるんです。
腕をちゃんと振って走ったら、足もちゃんと前に出ます。
つまり、走るスピードを上げたかったら、ちゃんと腕を振る必要があるんです。
腕を振るって簡単じゃない?と思う人も多いでしょう。でも、案外振れていない人って多いんですよ。
さて、次は聞いたことある人もいるかもしれませんね。
体幹です。
個人的に、長距離ランナーが一番鍛えるべき場所だと思っているくらいには重要度が高い筋肉です。
でも、恐らくこういう人もいるのではないでしょうか?
「体幹ってよく聞くけど、具体的にどこを指してるの? 」
答えを言いましょう。
体幹=臂部、腹部、背中といった上半身ほぼ全てです。
体幹とは上半身です。
体の軸、なんて風にも言われます。つまり、体幹は体を支える上で必要不可欠な場所でもあるわけです。
体を支える体幹がしっかりしていると、体が無駄にブレないため、余計な体力を消費しにくくなる、とてもとても大切な場所です。
さて、私は走るのに必要な三つの筋肉について話しました。
・足の筋肉
・腕の筋肉
・体幹
この三つです。
これ、全身なんですよ。
足と腕、そして体幹(臀部、腹部、背中)。
ほら全身でしょう?
長距離は、一部の筋肉のみ鍛えたらいい訳ではありません。
全身鍛えましょう。結論、これなんですよ。
元も子もありませんが。
おすすめ筋トレ紹介
「いや、全身鍛えろって言われても何すればいいんだ」
そう思った人のために、いくつかタメになる動画andブログを紹介します。
https://m.youtube.com/watch?v=8uyghmMdCOg
↑
【44万再生】『走らなくてもフルマラソンが20分速くなる!ランニング筋トレ』ご視聴本当に本当にありがとうございます!
この動画は、原田拓のマラソン学習チャンネルさんによるものです。
この動画では、腸腰筋や内筋筋や中臀筋の三つを解説しています。今回の記事で、体幹としてまとめて紹介した筋肉の部分です。
体がよくブレるなーと感じる人に、おすすめの動画ですよ。
https://m.youtube.com/watch?v=xvoF9VSHpZM
↑
TKD project さんによる動画です。
この動画では、体幹を鍛える筋トレを紹介しています。中学生時代やったなー懐かしいなー、そう思いながら見ていました。
体幹を鍛えたい人、やりましょう。キツいけど、これをやり続けたら強くなれますよ。
↑
持久力と下半身の強化 4分間最強トレーニング
これは動画ではありません。
ですが、このブログで取り上げられている筋トレの種類が良かったので紹介します。
いやー、バービーは中高ともにトップレベルの動きのノロさを発揮したせいで、なかなか苦戦させられt…、じゃなくて。
ええ、はっきり言ってキツいやつばかりです。ですが、これやり続けたら間違いなく成長します。
足を鍛えたい人にオススメです。
https://m.youtube.com/watch?v=d42Z1KA7wng
↑
【初心者必見】正しいランニングフォームを伝授します!【着地】【腕振り】
真鍋未央さんが解説して下さっている動画です。
着地も解説して下さっていますが。腕振りのことも丁寧に解説して下さっている動画です。
ちゃんとした腕の振り方がどういうものか。それを確認するのにはとてもいい動画だと思います。
腕の振り方に興味がある方は見ましょう。